朴泰成 会長 (写真左)
サッカーを通じて
韓国と日本の架け橋になる。
サッカーを通じた素晴らしい出会い、魅力あるチーム作りと活動を目指す。
会長挨拶
この度、2021年度 在日本大韓蹴球協会 定期総会にて李根錫前会長の後任を受け、会長を拝命しました朴泰成です。
歴史ある当協会のさらなる発展のため、尽力していく所存です。
サッカーは私に様々な経験を積ませてくれた人生においてかけがえのないものです。
なにかに熱中することの素晴らしさ、努力することの大切さ、そして何よりも多くの素晴らしい出会いを与えてくれました。
私は日本で生まれ育った在日3世で日本の学校に通っていました。
このように日本の学校に通っていると在日同胞に出会う機会が少なくなりますが、サッカーを通じて多くの在日同胞にも出会うことができました。
また、選手時代には祖国である韓国での全国体育大会への参加、大統領杯への参加は何年経っても色褪せることのない大切な思い出です。
私達が経験したことを若い世代にも継承していくことも当協会の役割だと考えています。
そして何より在日韓国人としてサッカーを通して韓国と日本の架け橋となることが大きな目的であり、役割であると考えています。
そのためにも在日韓国人の若手選手の全国体育大会への派遣のみならず、各年代(小学生や中学生など)の韓国遠征のサポートやアテンドなども今後は行っていこうと考えています。
2021年夏現在、新型コロナウイルスの影響により様々な活動が制限されていますが、このような時だからこそ未来に向けた準備をしっかりと行い、サッカーを通して韓国と日本の架け橋となることを目指してまいります。
今後とも皆様の変わらぬご支援・ご指導を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
2021年 吉日
朴泰成
略歴
在日3世の朴泰成は中学からサッカーをはじめ、高校年代では横浜Fマリノスユースに所属。
ユース時代には全日本クラブユース選手権や高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(現:高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ)にも出場。
2000年に結成した在日大韓蹴球団にも参加し、その後3年連続で大統領杯に出場。