在日本大韓蹴球協会 新会長就任のお知らせ
news
2018年度在日本大韓蹴球協会定期総会が19日、韓国中央会館で開かれ、任期満了に伴う役員改選で新会長に李根錫副会長を選出するとともに、オリニをはじめ青少年選手の発掘と育成、各種サッカー交流イベントの開催、韓国への優秀選手派遣などを柱とする新年度活動方針を決めた。特に幅広い世代が気軽な形で交流を深めていくため、フットサルや7人制サッカー大会の開催を展開していくことが確認された。
在日3世の李新会長は幼少期から日本のクラブチーム「三菱養和」でサッカーをはじめ、中学からは韓国の名門として知られる中東中学(ソウル市)にサッカー留学。高校は帰国して帝京高校へ進学し、全国選手権優勝の経験を持つ。2000年に結成した在日大韓蹴球団の初代主将を歴任し、翌年3月に韓国の大統領杯に在日同胞チームとして初出場を果たした。日本のサッカー界に視野も広く、中学時代の同期生の多くが韓国のプロや大学をはじめ各国代表チームの指導者になっている。
李会長は「重責を背負いプレッシャーを感じているが、優秀選手の発掘をはじめ、幅広い世代がサッカーを通じた連帯を広げる活動を展開したい」と抱負を述べた。